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西山スマイル介護職員や看護師の出会った、ちょっと感動するお話をお届けします。

2023.01.06おもしろい話
地域連携センター長・医師/華岡
「西山スマイル」はちょっと感動するお話のコーナーですが、今回は年明けスペシャルということで、
「ちょっとおもしろい話」をお届けします!

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半年ほど前、ホームページ委員会から年明けで投稿依頼を受けた。何かおもしろい話をという内容であった。
ホームページ委員長の立場上断ることもできず二つ返事でお受けした。
この間いつも何かおもしろい話がないかいつも意識していた。
しかし、おもしろい話はないものだという現実に今困っている。

私は40歳から60歳の間、約20年間を海外8か国で居を構え家族と暮らした。
ホームページの私の履歴を参考にしていただければお分かりいただけると思う。
この20年間を走馬灯のように振り返ってみよう。
まずマダガスカル、原猿やバウバウという固有種に出会う事ができ星の王子様の本のモデルになる標高1000mの大地の田舎、この国で働く日本のシスターたち。ブラジル、日本から24時間以上飛行機に乗り、日本との時差12時間標高900m台地が広がる。日本移住者が唯一成功した移民の国ブラジル。気候が良くラテン系の耀があり、温かく貧富の差が激しい、サッカーで国が一つにまとまれる国。パプアニューギニア、未開の地に突然車、コンピュータ、鉄砲が入ってきた部族主体のラスカルの国。日本から真南におりてくるとPNG。第2次世界大戦ではこの国周辺での戦いが負け戦の始まりとなり、沈没船が湾で顔を出している。ジャングルの中には熱帯マラリアあり、日本人の遺骨が埋まっている。遺骨収集の家族との出会い。ルーマニア、首都ブカレストは欧州東に位置するため黒海まで車で1時間、ここにはリゾート地があり今ウクライナ戦争が近くで起こっているのが信じられない。ワインも美味しく、ドラキュア城もありドナウ川まで1時間かからずに行くことができブルガリ国内にすぐに入れる。車で南下、8時間ほど走ればイスタンブール。西側の隣国ハンガリーには車だと15時間ほどかかるため1泊してから。リビア、カダフィー将軍が統治し治安はよく地中海に面し、中世のローマ帝国の素晴らしい遺跡世界遺産数か所あり、アフリカと言っても首都トリポリは地中海に面しているため新鮮な魚が毎日上がる。本マグロが毎日日本の1割ほどの値段で食べることができる。しかし、アラブの春で急変、緊急退避、マルタ国に荒波の2月に8時間かけてアメリカ救援船フェリーでマルタへ退避。よく沈まなかったと思うぐらいの船旅、船酔い必発。その後1か月の日本滞在(この間東北大震災に、東京霞が関外務省で震災に)そしてエジプトカイロで半年間。カダフィー死去後の首都トリポリ、毎日、銃声、大砲音、機関銃音の中で過ごす半年間。ロンドン、初めての先進国勤務、長男は中学生、次男は小学校6年生、三男は小学校1年生、うえ2人はインターナショナルスクール、三男は地元小学校、4年半近い生活。1年リビアで家族と離れていてのロンドンでの再会、長男次男の高校受験その後2人は日本の寮へ。最後に三男のみを連れてカンボジア、アンコールワット、旅行でサイゴン、シンガポール(ラスベガスサンズホテル)。三男も中学受験家族全員日本へ。単身勤務となり、両親4人が高齢なため予定通り20年の海外生活に終止符。その後西山病院勤務。

最後に少し笑えるおはなしを。
子どもは、男児3人、当然3人とも帰国子女である。家族の話で家族からはお叱りを受けるかもしれないがこの男児のうちの一人のお笑い話。
鍋を家族で食べているとき、ママに{そこの「おまた」取ってくれない}と子供が言う。
ママが「なにそれ?」息子「「おまた」だよ」。「鍋のだし取りたいから」、ママ「それをいうなら「お玉」でしょう」
帰国子女家族だとこういう話題が時折あります。以上連携センター長、ホームページ委員長の華岡外国人でした。私の芸名はイッシー ロドリゲスです。何の意味もありません。

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